下目黒五丁目自治会主催、目黒区防災課協力の、施設見学会に参加しました。
滅多に入れないハコの中にワクワクしながら中に入ると…なんだかとってもきれいで明るくて、広々とした空間が広がっています。施設は地下2階まであるそうです。
入口の目の前の階段を降りると、地下1階には蛇口の並んだ管。蛇口が並んでいるといっても、ここで水を出すわけではありません。この管を地上に持っていって、給水口にこれを繋げて水を出します。
さらにさらに地下2階へ進むと、今度はポンプが並んでいました。壁の向こうの給水槽から、このポンプで水を汲み上げるそうです。
実際の給水口は建物の外、地上にあります。ここで外へ出て確認してみます。
さて階段を戻って地上階へ戻ると、入口付近には操作盤がありました。これがポンプの電源です。職員の方が操作すると緑のランプが点灯しました。ポンプが水を汲み上げるように稼働しはじめました。
いよいよ給水口から水が出る準備が整いました。耳を澄ますと、どこからか水の音が聞こえてきます。ポンプから吸い上げられた水が、配管を通って、近付いている音です。
最後にバルブのハンドルを回すと…
外の給水口から勢いよく水が噴き出しました!今はホースも配管も繋げていませんが、地下にあったような蛇口のたくさんついた管を繋げれば、私たちも知ってる水道のように使えます。
最後に目黒区の秘密兵器、ウォーターパッカーです。普段は倉庫に置いてあるこの機械は、水を1リットルようパックに袋詰めしてくれる機械です。
これがあるから、容器を持っていかなくても水がもらえます。袋の上部を引っ張れば、人の手で開封できるようになっています。ただし、吹きこぼれて貴重なお水を無駄にしないように注意してください。このお水は飲めるお水ではありますが、長期保存用ではありませんので、すぐに飲み切るか、時間が経ったものは煮沸してくださいという注意喚起もありました。
今回、初めて設備の見学をさせていただきました。給水ステーションの中は、当たり前ですが、あちこちに管が巡っていて、ここを通って水が流れていくのだな、と実感しました。このような設備があることを知っておくこともまた、備えのひとつであると感じました。
貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
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