「自主ロックダウン」やってみた(導入編)
コロナで自宅療養されている方で、食料の配送待ちをされている方が多くいらして、配送が滞っているとお怒りになられている、という報道を見ました。自宅療養だけれど症状が重く、食材があっても作る気力が無い、という方もいらっしゃるとは思いますが、ご自宅に食べる物がなんにもないのでしょうか。
コロナの今の状況ももちろん大変ですが、災害時に比べたらまだ救援の手が差し伸べられる方だと思っています。デリバリーはきますし、買い物に行けば日用品は買えますし、ライフラインは生きています。被災するというのは、こういうものが全て寸断され、復旧までに時間を要し、長期間使用できないあるいは、使用に制限がかかる可能性が非常に高いということです。
食事の配送が滞ったくらいで生活ができなくなるようでは、被災時どうなってしまうのだろう?と心配になりました。
このままでは、首都直下地震の被害第一位が「飢餓」なんてことにもなり得そうです。
そこで自分自身の備えを見直すためにも、出歩くなと言われているこの機会を利用して、自主ロックダウンをしてみました。
以下、ルールです。
1. 自分や周りの人の心身の危険を感じた際は即中止する
2. 被災後に家屋が無事である前提で、在宅避難を想定し、自宅で生活を続けることをができるかを検証するものである
3. 通勤や通院など必要な外出はするが、遠出、日用品含む買い物や外食・デリバリーはNGとし、外出時は直行直帰、基本的に自宅の備蓄品のみで生活をする
4. ライフライン使用はOKとするが、災害時には使えなくなる可能性が高いことも考慮し、これが使えない場合はどうするか?を考えながら使用する
上記の生活を1週間続け、自分ではできていると思っている備えについて、見落としがないか検証してまいります。
次回の結果編をお楽しみに!