「自主ロックダウン」やってみた(結果編)
導入編のルールで1週間生活してみて気付いたことを記載していきます。
【普段から備えているもの】
・水を入れれるだけで食べられるごはん、缶詰のパン、長期保存用ビスコ などいわゆる非常食 1週間分
・長期保存水12L
・缶詰、乾物、お米、パスタ(乾麺)、オートミールなど保存がきいたり、調理要らずで食べられる食材
・カセットコンロ、ボンベ
・災害用トイレ(消臭袋、固める粉)
・懐中電灯、ラジオ、電池
・ソーラー式スマホ充電器
さて、この備蓄で1週間暮らせるか?というと、結論からいいますと、「死にはしないでしょう。」です。ただ、その中でも気付きは色々ありましたので紹介していきます。
・食事
普段から食料のストックはしている方です。また別ページでも紹介のとおり、省エネで作れるレシピも研究しています。なので、食で困ることはありませんでした。ただ食べられることに感謝はしないといけないとわかりつつも、似たような食事が続きますので飽きてはきます。味は調味料で変化させられるのですが、食感の変化に乏しいと感じていました。肉や魚よりも、野菜が食べたいと思いました。
・水
今回の生活で一番ストレスを感じたのは水です。長期保存水は飲料水の想定です。ただし、普段の生活で水は思いのほか使っています。
食べることには困りませんが、調理にも水を使いますし、食べた後の洗い物も出ます。お皿にはラップを巻けますが、お箸はそうもいかず。幸い、お鍋はポリ袋調理を覚えているのであまり汚れませんでした。
・トイレ
今回の生活では使いませんでしたが、本番は災害用トイレの使用を都度想像しました。
・エアコン
もちろん止まります。エアコン、扇風機のない中、散乱した部屋の片づけを想像すると、、、
・お風呂
当然入れません。汗だくです。
・洗濯
水も電気も止まるのだから洗濯もできません。さっと手洗いできるものに限られるでしょうか。速乾性の洋服やタオルがあるといいな、と感じました。
・電灯
懐中電灯はありますが、夜は真っ暗です。ろうそくは余震のことも考えると控えた方が良いとか。電池式の置けるランタンみたいなものがあっても良いかもと思いました。
・ゴミ
収集が止まるとすると、家がゴミ屋敷のようになってしまいます。何日くらいかなぁ、と気になりました。
・スマホ充電
毎日しています。ソーラー式充電しか無いとすると、必要最低限の利用にしないといけないです。
・アナログの暇つぶし
スマホアプリ、動画、電子書籍は、スマホの電池温存のためなるべく使わないとしたら何をするかを考えました。紙の本の価値を見直すときがきたかもしれません。なお、普段からテレビを一切見ないので、テレビが見れないストレスはゼロでした。
今、インターネットで調べれば、災害時の対策、必要な備蓄品のアドバイスがいくらでも検索できます。でも、ライフスタイルも様々な私たちです。インターネットで紹介されていることは、最大公約数のヒントです。それぞれの正解は、自分たちで考え、自分に合ったものを備えていくしかありません。
上記も、全てのみなさなんに当てはまるということではありません。ただ、経験してみないとわからないこともありますし、経験はしなくとも実際の場面を想像して、自分たちで考えることの大切さが伝わったらいいな、と思っています。
自主ロックダウンの気づきは次回も続きます。番外編として紹介します。