災害時給水ステーションは、災害時にお水を配る場所で、目黒区には2ヶ所あります。
八雲給水所と都立林試の森公園です。
林試の森公園の災害時給水ステーションには、1500m3のお水が眠っています。
成人1人、1日あたり3リットルのお水が必要と言われていますので、1500m3のお水があるということは、およそ16万人が3日間飲めるだけのお水があるということになります。
目黒区民は30万人弱なので、半分くらいの区民の3日分のお水の備えがある、ということに。
ここにくればお水はもらえそうですが、お水をもらう容器の準備と、何リットルものお水を担いで帰る心の準備は、みなさまそれぞれに必要だということはお忘れなきよう。
その他にも区内53か所の備蓄倉庫にペットボトルのローリングストックがあったり、濾水機があったり、区でも災害に備えた整備を進めていますが、これをあてにするだけでは無く、まずは自宅に備えることが第一。ということも、考えておきたいですね。
林試の森公園には、かまどベンチもありました。
普段何気なく目にしている景色の中にも、イザというときの備え、工夫が隠れています。
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