5月12日に水防フェスタに行ってきました。
能登のボランティアに行ったときにとても気になっていた、「災害廃棄物」について聞いてきました。
能登では、処分場に持ちこむための廃棄物は仮置場というところに集積されます。
ただこの仮置場は、きちんと分別された状態でしか引き取ってもらえないことと、みんなが一斉に仮置場に持ち込むので大変混雑しており、長いときは2-3時間搬入待ちという状況も発生していました。
そこで仮置場搬入前に一時集積として、仮仮置場を作っており、そこで持ち込まれたものを分解して分別するボランティアさん、仮仮置場から仮置場に搬入するボランティアさんもいらっしゃいました。
目黒も似たような考え方はされているようですが、具体的な話は進んでいないと聞きました。
地方よりも人口は多いですから、たくさんの廃棄物が出ますが、一方では土地が狭いです。大きい公園は限られるし、そんなにたくさんの廃棄物を集めておける場所が無いということです。
清掃局の方は、とにかく分別して置いてさえくれれば持っていきますから。とおっしゃってましたが、その分別をする場所が必要なんです。そのあたりは考えられてなさそうでした。
なお能登では、「ごみ」という表現はしていないそうです。災害で使えなくなってしまったけれど、元は大切にしていた物であるから、「ごみ」とは呼ばないように。そのような注意喚起もありました。
そのような配慮も目黒区には浸透しておらず、だいぶ遅れているように感じます。
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