10月より、全4回の地域サークル講座を開講しています。
みんなで考える防災~「ある」から「使える」備えへ~
地域サークル講座も3回目。
今回は9月までバリバリの消防士だった講師によるワークショップ形式の講座です。
知らなかったことがたくさんあり、とても勉強になりました。
>着衣着火したときどうする? STOP、DROP、ROLL 絶対に走ってはダメ。火の勢いが大きくなってしまうので、まずは落ち着いて止まります。そして地面に倒れ込み、火がついているところを地面に擦り付けて火を消します。講座ではみんなで床を転がりました。これで忘れることは無さそうです。
>煙の中逃げる時は? 姿勢を低く、このときも絶対に走ってはダメ。煙は一度上に留まってから下りてきます。この中を走ってしまうと層が撹拌されて空気の層がなくなってしまうので、下に空気があるうちに、ハンカチなどで口や鼻を押さえて出口を目指します。これもブルーシートを煙に見立てて実践。中腰で逃げるのは大変です。
>視界が悪い中、出口に向かうには? 室内は煙に覆われて視界が悪くなり、どこが出口なのかわからずパニックになりそうです。非常口の確認は大事ですね。また、逃げるときは右側の壁伝いに逃げると良いそう。消防士は左回りで建物に入ってくるので、避難中に倒れてしまった場合に早く救助隊に出会える可能性が高くなるそうです。
一度聞いたことがあっても、やっぱり実際にやってみると、その大変さもわかりますし、
なにより体に全身で学びを吸収できるので、忘れにくいと思います。
聞くだけではなく、やってみることの大切さをあらためて実感しました。
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