数年間活動を続けてみて、チーム防災めぐろの活動の方向性を改めてメンバーと話し合いました。
活動を始める前と始めた後では、見える景色は全く違いました。
だから、今の私たちがやりたいこと、やった先に見えるものを改めて言語化しました。
チーム防災めぐろのミッション
一人称で防災を考えるきっかけをつくること
チーム防災めぐろのビジョン
日常を未来に残すこと、そして笑顔で暮らせるまちを次の世代に継承すること
備えと聞くと備蓄品を買い揃えたり、地域の防災活動へ参加したりすることを思い浮かべることが多いと思います。しかし「物がある」「知識として知っている」だけで終わらせるのではなく、そこから一歩踏み込んで、災害の場面を想像し、「使える備え」に落とし込んでいくことが大切だと考えています。必要な備えはひとり一人違います。防災にただ一つの答えはありません。生活環境でも違うし、今目の前にに起きていることでも違います。
チーム防災めぐろでは、災害とはどういうものなのか、何をしておくべきかを「ジブンゴト化」して考え、知識の定着につながるような実践の機会や場の提供を行っていきたいと思っています。
また、教科書を読むだけではなく、実践することも大事です。やってみたからこその気付きがあります。
わたしたちは、ただの区民の集まりです。防災を生業にしているわけではなく、防災のプロでも特別な知識を持っているわけでもありません。難しいことや大がかりな設備が必要なことはできません。でも、だからこそ気付けることがあります。区民目線で本当に困ったときに何ができるか、それを考えられるのは区民だからこそできることです。
私たちの活動は、生活に密接に関連する 【生活環境】 や 【食】 といった身近なテーマを活動の軸においています。一人ではなかなか行動には移せないものの、知っておきたいことってあると思います。だからみんなで考えよう!そのような思いで活動しています。
ひとり一人が防災をジブンゴトととして考える、そういう場やきっかけをつくること
そのような活動が、令和6年の骨子です。
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