チーム防災めぐろは、10月より地域サークル講座を開講しております。
第3回の講座で、段ボールトイレをみんなで作ってみましたのでご紹介します。
ご自宅で生活を続けるのであえば、ライフラインが止まってしまっても便座自体は
使えますので、便座にポリ袋をかぶせてお使いいただくことができるのですが、
避難所等で生活を送ることになってしまった場合には、災害用トイレがあるといっても、
その数が避難者数に対して少ない場合も多く、トイレ待ちの行列ができていた、
という事例も報告がされています。
そのようなときは、段ボールとポリ袋で簡易トイレが簡単に作れます。
段ボールの蓋となる部分を4つのパーツに切り取り、それぞれ真ん中に折り目を付けます。
それぞれの隅が重なるように組み合わせてガムテープで止め、それを先ほどの段ボールの開口部にかぶせます。上からポリ袋をかぶせれば、あっという間に簡易トイレの完成です。
使い方は、ポリ袋の中に猫砂や防臭剤を入れて用を足し、使用後はポリ袋のみ交換します。
簡易的なものですが、トイレとして十分使えます。
さらに、ポリ袋に3つ穴を開けてスッポリ被ると、、、ちょうど隠せる丈のポンチョができます。
簡易的なものとはいえ、作り方を知っていれば、身近にあるものを工夫して乗り越えられることもありそうですね。
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