先日受講した、東京都の防災コーディネーターステップアップ研修からの問いかけ、パート2です。
前回の思考のトレーニングは食事の問題でした。
同じ状況で、今度はトイレについて困ったことが起きたようです。
今回はどのような解決策が考えられるでしょうか?
まず、前回と重複しますが、話の前提です。
震度6強の地震が発生、今は地震から1週間が経過している
自分はマンション住まいで、建物に被害は無く、家族も無事で、マンションでの生活を続けている
電気・上下水道は復旧済みだが、ガスは復旧していない
近隣のスーパー、コンビニの幾つかは営業を再開しているが、品薄で、食料品はすぐに売り切れてしまう
近くの小学校が避難所となっており、家に住めなくなった近所の知人が身を寄せている
避難所は、地域の自主防災組織を中心とした避難所運営協議会が運営しているが、運営者も疲れが見えている
行政からは避難所担当職員が2名程度ローテーションを組んできている
このような状況の中、自分には手伝える余裕があったため、避難所となっている小学校にボランティアとして手伝いに行くこととなった。
さて、お手伝いをしていたら、このようなことが起こりました。
避難所となっている小学校では、教室・体育館で、およそ300人の避難者が生活している
水が流れなかったときに誤ってトイレを使ってしまい、その清掃が終わっていない
現在、300人の避難者に対し、マンホールトイレ5基で対応している
マンホールトイレは、男女別に分けられていない
女性から「夜トイレにいくのが怖い」「覗かれた」という声が出ているが、女性同士で話しているだけで、運営者まで届いていない
このような声、あるいは声になっていないが被災者が困っていることについて、どのように対処したらよいでしょうか。
今回も唯一の正解はありませんが、このようなことが発生しそうである、ということは想像できます。
みなさんが当事者なら、どのように乗り切りますか?
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