「備えろ」と言うけれど、備えって何でしょう?
- 管理人
- 6 日前
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災害への備えというと、水や食料、懐中電灯などの“モノ”がまず思い浮かぶかもしれません。
でも本当に大切なのは、「どんな状況になるのかを想像し、どう行動するかを考えておくこと」。
備えは、まずジブンゴトとして考えることから始まります。
チーム防災めぐろでは、災害発生からの時間の流れにあわせて、備えの重点が変わるとご紹介しています。
生きるフェーズ(発災後〜72時間)
生きていくフェーズ(その後の被災生活)
前者の「生きるフェーズ」では、何よりもまず命を守ることが最優先です。
じつは、5月に開催された下目黒五丁目自治会主催の「家族の防災」での野村さんのご講演で、このフェーズで本当に大切な備えとは何か、そのヒントをいただきました。
それが次の3つです:
空気(まずは呼吸できる環境を)
水(体にとって最も早く必要になる)
電気(寒さ・暑さから命を守るための熱源・冷却手段)
命を守るには、まずこれらを確保できる環境を整えることが重要です。
そして、その命が守られてはじめて、食料や物資の備蓄が活きてきます。
「命を守る備え」は、まずは自分の命を守ること。
そのうえで、家族の命、友人の命、そしてご近所さんの命へとつなげていくことが大切です。
災害は、誰にとっても突然やってきます。
まずは、“自分にとって必要な備え”を考えるところからはじめてみませんか?

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