先日の地震の被害はありませんでしょうか。
区内に大きな被害無し、との情報を目黒区広報課が発信していましたので、みなさまもひとまずは安全に日常生活に戻られたものと思います。
地震発生直後からテレビをつけますと、震源地近くの震度が大きかった地域の中継をしていました。一方で、自分の地域がどのような状況なのか、みなさんは知り得る手段をお持ちでしたか?あるいは揺れも大きくなかったので、大きな被害もないだろうと、安心していましたか?もし後者だとしたら、それは正常性バイアスかもしれないです。
我々は自分の身は自分で守れ、と言われています。
もちろん震度が大きかった地域の大きな被害も心配ですが、まず身の回りが安全であることを確認する行動をとられた方は、どれくらいいらっしゃったでしょうか。
電気はついているし、水も出るし、ガスも問題ない、目に見える範囲で建物の倒壊もない。でも、区内のどこかで火災が起きていたり、水道管が破裂していたりはしないだろうか?
と情報収集したかったのですが、これが結構苦労しました。テレビやラジオを被害が大きいところの中継をしますので、目黒区内の情報を知りうる手段というのはなかなか少なかったです。
一番タイムリーに情報を入手できた媒体は、Twitterとホームページだったと思います。
東京都防災、東京都水道局、東京電力、東京ガスは、深夜でもタイムリーに情報発信があり、大きな被害が出ていないことが確認でき、安心できました。HPで東電管内の停電情報を見ると、目黒区内洗足地区において10件以下の停電発生も知ることができました(画像参照)。被害が少ないとは言え、影響を受けた方もいらっしゃったこともわかりました。
停電していたら当然テレビも付かないですし、たとえ見ることができたとしても、広域情報の取扱いが多くなり地域の情報が入手できるとも限りません。テレビ・ラジオに頼らず、地域情報を入手する方法を知っているか知らないかは、大きな差になるのではないかと思います。今回は規模が小さかったからやらなかった、のではなく、小さくてもやることを習慣づけておかないと、大きい震災がきたときに対応できないと思いますので、これも訓練だと思って習慣づけておく方が良い、と改めて思いました。
なお、Twitterはデマも拡散(*)しますので、【公式】の発信を見ることもポイントです。
*:必ずしも悪意があるわけではなく、いい情報だからリツイートしようという善意からの拡散も多い。
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