阪神・淡路大震災で、全国から延べ約130万人以上がボランティア活動に参加するなど、「防災ボランティア活動」の重要性が広く認識されてきています。
目黒区は地震・風水害等の発災時に区からの要請により、目黒区社会福祉協議会が災害ボランティアセンターを立ち上げるそうです。災害ボランティアセンターの運営は、社協の職員の方が主体ではあるものの、それだけでは人員は不足しますので、他地域の社協職員、NPO法人、ボランティアグループ、地域の方々の協力というものも必要とのことです。
さて災害ボランティアの活動というと、片付けの手伝いや泥の掻き出しなど、肉体労働かと思われがちですが、それだけではありません。内閣府のホームページには、実際に被災地で行われた災害ボランティアの活動例として、話し相手、子どもの遊び相手というのもありました。
平時には何の困難も感じていないささいなことでも、被災時には気力がなくてできなくなってしまったり、不安を感じたり、落ち込んでしまったりするものです。力仕事をお手伝いすることが難しい人も、誰かの役に立つことって意外とあるのかもしれませんね。
めぐろボランティア・区民活動センターでは、災害ボランティアの活動を住民の方にもっと知ってもらえるように講演会等を開催されています。住民が主体、住民目線で活動しているメグボーにご協力いただける部分があるかもしれない、ということで、今後連携した取り組みもできればいいな、と思っています。
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