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トイレの備え、始めましょう

8月16日
読了時間: 3分

目黒区消費者グループ連絡会主催の勉強会

「災害時、トイレをどうするか?考えたことありますか?」

に参加しました。


普段使っている水洗トイレは、

  • 給水

  • 排水

  • 電気(高層階でポンプを使用している場合)

このどれか一つでも止まると使えなくなります。


過去の震災では、水道や下水道の復旧に数か月かかった地域もありました。目黒区の被害想定でも、水道断水率25.2%、下水道管被害率6.5%とされ、復旧まで約1か月かかる可能性があります。


被災した地域の方への聞き取りでは、災害時、多くの方が「一番困ったこと」の一つとして挙げるのがトイレという結果もあります。

それにもかかわらず、携帯トイレの備蓄率は全国でわずか21%。

備蓄率全国1位の東京都でも35%と、3人に1人しか備えていません。


行政は仮設トイレやトイレトラックを整備していますが、病院や要配慮者が避難する施設などに優先的に配備されます。


だからこそ基本となるのは「自助」。

自分と家族の生活は、自分たちで守る備えが必要です。

どうか各ご家庭で携帯トイレを備えてください。

  • 何が入っているのか

  • 袋の強度は十分か

  • 実際の使い方は分かるか

など、実際に試してみないと分からないこともあります。

備えるだけで終わらせず、一度使ってみてください。


キット以外にも準備しておくと安心なものがあります。

  • トイレットペーパー

  • 手指消毒剤

  • 照明(停電に備えて)

  • 使用後の汚物を保管する蓋付き容器や袋

  • 45L程度のポリ袋

汚物袋を直接便器に被せるだけでは、袋の底が濡れてしまいます。

最初に便器へ45L程度のポリ袋をかぶせ、その上から汚物袋をセットします。

こうすることで、便器内の封水で汚物袋が濡れるのを防ぐことができます。

このような工夫も是非覚えておいてください。


また、使用後はガスが発生すると聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

通常のポリ袋は完全密封ではないため爆発するケースはあまり多くはないそうです。

ガス発生を促すような直射日光や高温になる場所を避け、収集日まで保管ください。


なお、携帯トイレは一般的に可燃ごみとして処分できます。

目黒区でもホームページに案内があります。

お住まいの自治体のルールも確認しておきましょう。


本日学んだ「トイレ対策としてやるべきこと」

① 家族でトイレ対策について話し合う

② 携帯トイレを備える

③ 一度実際に使ってみる

④ 災害が起きたら、最初に携帯トイレを取り付ける

最後の④についてですが、

「トイレを使ったあとに、水が流れないことに気づいた…」

では遅いのです。

便器の中に汚物が残ってしまい、その後トイレが使えなくなる可能性があります。

災害が起きたら、まず最初に携帯トイレをセットしましょう。


7月に発生した熊本地震。

被災された方々に寄り添い、できる支援を行うことはもちろん大切です。

そしてもう一つ、私たちにできることがあります。

それは、過去の災害から学び、自分たちが被災者になったときに、少しでも被害や困りごとを減らせるよう、今から考え、備えておくことです。

被災地で得られた教訓を自分ごととして受け止め、日頃の備えにつなげていくことが大切だと思います。

この機会にぜひ、ご家庭の備えを見直してみてください。

物資だけでなく、正しい知識や使い方、そして「災害が起きたらどう行動するか」という心構えも、大切な備えです。


一人でも多くの方が、防災について考え、備えを見直すきっかけになりますように。



 
 
 

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