備えについて考える
本当に必要な備えを見極めるには?
大切なのは、自分や家族が災害に遭ったときの場面を具体的に想像することです。
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地震?火事?風水害?
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家で?会社で?旅行中?電車の中?
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一人のとき?家族はバラバラ?
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夏の暑い時?冬の寒い時?
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停電している?断水している?
こうした状況を思い浮かべながら、今の自分のライフスタイルでどう行動するかを考えてみましょう。
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「自分ならどうするか?」
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「自分たち家族ならどう動くか?」
これが見えてくると、必要な物を揃えることや、必要な情報を事前に得ておくことにつながります。
備えはまず、想像から始まるのです。
このように、被災した状況を想像するためのヒントとなるようなワークシートをご紹介します。
色々な場面を設定し、そのときの自分を想像する際にご活用ください。
【もしものとき、あなたはどう動く?】
\“もしも”を想像するワークシート/
1枚目は、例としてモデルケースを示しています。
【平日の夕方、自宅で一人のときに大きな地震が発生】
自宅の様子:食器棚が横倒しに、ガラスが散乱
近隣では火災が発生中
娘とは連絡がついたが電車内で足止め、夫とは不通
遠方に暮らす家族の無事は確認済み
あなたなら、この状況でどう動きますか?
2枚目は、ブランクのワークシート
あなた自身のライフスタイルをもとに、自由に書き込めるシートです。
さらに3枚目は、「こんなとき、あなたならどうする?」と問いかける4つのケースをご用意しました。
Case 1:都心で帰宅困難者になった
電車が止まり、外出先から帰れません。
帰る?とどまる?
その判断を家族と共有できていますか?
Case 2:勤務中に被災した
職場は安全、でも「3日間その場にとどまるように」との指示。
家族の不在をどう伝える?
勤務先に備蓄、ありますか?
Case 3:子どもが家に一人になりそう
外出中に電車が止まり、親が帰宅できない。子どもは学校で被災。
留守番できる?
学校や地域の助け合い、準備できていますか?
Case 4:近隣で火災発生、一人で避難が必要に
もうすぐ家族が帰宅予定。でも連絡が取れない。
どこへ避難する?
避難したこと、どうやって家族に伝える?


